人に期待してガッカリする…|それも含めて人生を楽しむ“意外な考え方”

人に期待してガッカリする
みどり

傷つかないための「期待しない生き方」に関する記事はたくさんあります。しかし、今回の記事では真逆のアプローチをしています。

ある捉え方をすることで、人に期待して裏切られたときの“ガッカリ”してしまう感情を否定することなく、人間関係を前向きに楽しむ画期的な方法をご紹介します。

「もう期待なんかしない!」そんなふうに思った事ありませんか?

「相手に期待しない」という考え方は、心のショックを避けるための有効な手段。人間関係に悩む人への“処方箋”としてもよく見かけられる考え方ですよね。

期待とは、言い換えれば相手をコントロールしようとすること。だからこそ、最初から期待しなければ傷つかずに済む。というわけです。
う〜ん、確かに一理あるのだけれども…。

今日の本題:
他人事思考で心の傷つきを軽減しつつ、“人間らしさ”を味わえる方法を見つけちゃいました!

背景を少しお話しさせてください。

基本性質が“気にし過ぎちゃん”な私は、すでに10代後半には“人に期待しない生き方”を本から学び防御策として取り入れていました。

【ちょっぴり毒舌な小学生「キニシスギくん」】
こんなキャラ居ましたよね?なつかしい…^^;

二十歳頃に読んだ本から悟ったあの日からさらに25年(年齢バレる!笑)。
AIが登場し、時代が目まぐるしく変化し情報は溢れ感動が薄れた世の中に変わっていきました。
その変化に適応しようと、真面目に無難に振る舞っていた頃の私がふと感じた違和感。

みどり

なんだか味気ない…。
何かが物足りない…。

いつの間にか“傷つく感情をうまく避ける”ことばかりに注力し過ぎて、“感情を味わう”ことを忘れていたのかもしれません。

人間は自分勝手なものでして、40歳を過ぎてからの私は過剰に傷ついたあの頃がちょっぴり恋しい。とさえ感じるようになりました。

もちろん「期待しない」という教えで救われた部分もあります。しかし私は、キュンと傷つく感情も人間に生まれた恩恵と考えていて、痛みも人生の一部として味わいたくなってしまったのです。

そして自分の負の感情を肯定し受け止め、”人生をマルっと味わえる方法”を模索し始めました。
そして見つけたのが…

リードミ流:負の感情も肯定して人生を味わう方法

まずは“相手に期待している自分”を素直に認める。
→「こうして欲しいな」「こんな言葉が欲しかったな」って、期待して全然OK。

お相手の反応別 受け止め方

■期待通りだった時
 →嬉しい!その気持ちを思いっきり噛みしめ味わう。
■期待以上だった時
 →感動!!さらにお相手の事が好きになり、世界がちょっと広がる。
■期待外れだった時
 →“悲しい自分”を他人事のように受け止める。

まずは相手に期待する自分を受け入れてみてください。期待外れだったとしても大丈夫!
期待している自分の感情を他人事のように観察していれば、「今、誰かが傷ついてるな〜」くらいに思えるようになってくるから。このやり方、最初は訓練が必要だけれども思っている以上にショックが軽減されていきます。だって傷ついているのは“他人”なんだもの(笑)

他人事思考を取入れた結果

私にはドンピシャなやり方でした。
ある街の商売屋の娘として育ち江戸っ子気質な半面、「気にしすぎちゃん」も発動してしまいやっかいな性格でした。人の言葉や態度を真正面から受け止めるので、心が揺れて疲れやすくもありました。
しかし、“他人事思考”を取り入れたことで、そんな部分も自分らしさとしてうまく付き合える様になったのです。なんなら愛おしくさえ思えるまでになりました。

(×)傷つく感情を“避ける”

(◯)傷つく感情さえも“味わってしまう”

この2つは、似ているようで全然違いますからね~!
人に、仕事に、真剣に向き合えばぶつかることも出てきてしまいます。それは「凹む時間」ではあるけれど、建設的な会話ができるお相手なら面倒くさがらずに受け止めたいし、そんな過程も乗り越えて関係を深めたいと思うのです。

まとめ

負の感情に引きずれられず、でも“人間らしさ”も失わない方法
期待して、時に傷つくことすら“他人事”として受け止めることで負の感情に飲み込まれることが無くなります。さらにそんな傷つく感情すらも味わい慈しむことができます。これは、人間本来が持っている“喜怒哀楽を味わいながらも前に進んでいける”ための小さくて強力な工夫なのです。

せっかく人間に生まれたのだから、傷つくことも味わいのひとつとして大切にしたい。
しかし、毎回その感情を丸ごと受け止めていたら身が持たないですよねぇ…。

他人事思考を取り入れて感情とゆるやかに向き合えるようになってからは、自分の芯が育ち少しずつ強くなってきている気がします。痛みのない人生より、たまに凹みながらも尊い人生と思える事こそ私にとっての豊かさです。

今回は、人に傷つきたくない。でも人間として負の感情すらも慈しみ味わいたいという方にお勧めの心の習慣をご紹介しました。

もちろん「期待しない生き方」もアリだと思います。
自分に合ったやり方で感情と向き合っていけたら、案外人生は捨てたもんじゃない。って思うのです。

あなたの人生が満ち足りたものになればと願っています。

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