多様性について考える|働き方をめぐる高市氏の発言がなぜ炎上したのか

多様性について考える
目次

はじめに

今回は、いつものビジネス記事とは少し趣向を変えて、時事問題について私の個人的な意見をお話しします。
10/4ついに日本初の女性自民党総裁が誕生!
高市新総裁の「働いて、働いて、働いて… →あれ?何回連呼してたっけ?(笑)」発言が大炎上していますねぇ。
SNSでは賛否両論、というよりも批判的な意見が目立っているようです。

この騒動を見ていて私が感じたことは…。

結論】 本当の多様性とは「選べる自由」を認めること

バリバリ働きたい人はバリバリ働く
ワークライフバランス重視の人はそうする

相手の働き方を「間違っている」と否定する

おさらい:高市総裁のSNSで炎上した発言とは?

自民党の総裁となった高市氏が「自分はワークライフバランスよりも、とにかく働くことを重視する」という個人的な価値観を表明。これが、Twitter(X)をはじめとするSNSで大炎上。
「時代錯誤だ」「働き方改革に逆行している」といった批判が相次ぎました。

なぜ炎上したのか?

なぜ、これほどまでに炎上したのでしょうか?
みんな「自分の価値観が正解」だと思っているからではないでしょうか?

バリバリ働く派
 「仕事にやりがいを感じる。成果を出すために全力で取り組みたい」

ワークライフバランス重視派
 「働き過ぎは良くない。プライベートも大切にすべき」

どちらも、それぞれの立場から見れば正論。しかし、それぞれが「自分の考えが絶対に正しい」と思い込んでしまうと、対立が生まれてしまいます。

本来、働き方の選択肢が増えることは喜ばしいこと。どちらも価値があって、どちらも尊重されるのが多様性です。それなのに炎上してしまうのは、まだ日本では「自分と違う価値観」を受け入れられない人が多い表れなのです。

本当の多様性とは?

高市さんは自分の働き方について語っただけ。国民に「みんなも馬車馬のように働け」と1mmも押し付けていません。本来であれば、働き方の選択肢が増えることは喜ばしいこと。企業も個人も、好きな方を選べばいいじゃん!
どちらも価値があって尊重されるのが、本当の意味での多様性です。

私の働き方に対する考え

私も高市氏のように馬車馬のように働いております^^;
そりゃ~たまに「ノマドワーカーみたいな生活も羨ましいな…」と思う瞬間もあるけれど、今はまだ鍛錬して尊敬する人たちに追いついていきたいという気持ちの方が強いです。
そもそも成し遂げたい事が大きければ大きいほど、より多くの覚悟と根性が必要になるでしょう。
ましてや高市氏は、日本経済を支えていく重要な立場にある方です。
そんな人が「私はワークライフバランスで頑張りま~す。」なんて言っていたら、逆に私は心配になるでしょう。

一方で、「好きな時に好きな時間に、私らしく働きたい」というワークライフバランス重視の方に対しては、「それはそれでご自由にどうぞ」と思っています。働き方に正解なんてありませんから。

しかし

現実は 楽してすぐに 望む権威性やお金は手に入らない
ということを覚えておいてください。今そうやって見せて成功している方は、過去に積み上げてきた実績やノウハウがありますから。特にSNSでは、簡単に叶いそうな夢をチラ見せして、お金だけ吸い取る。そして情報商材をポンッと置いた後は知らん顔…。そんな「見せ方だけは一流」なコンサルが多いです。

疑り深く”騙されない自信があった私”でさえ、コンサル選びで痛い失敗をした経験があります。(→私と同じような失敗をしないためのノウハウとしていつか別枠で共有しますne…)よくよく見ると、そういうコンサルに騙されている人がたくさんいます。本当に望む結果を得て幸せに暮らしている方はまだしも、ほとんどの方が現実に疲弊し働くことにネガティブになっています。
これに関しては、私の「商売道徳」の発信で、気を付けてね~!とくどいくらいお伝えしていることですが

・本質を見抜く思考を共有し、騙されない力を育てたい
・根が真面目な日本人が、もっと前向きに仕事に取り組めるような、そんな国になって欲しい

と思っています。と、だいぶスケールが大きくなってしまったな(笑)。でもこれが私の本音です。

話が脱線してしまいました…。
この手の話になると火がついてしまうんですよね。まとめます!

働き方に対する感想とまとめ
働き方は人それぞれ。馬車馬のように働くことを選んでも、ワークライフバランス重視を選んでも、どちらも良い。大切なのは、騙されることなく自分らしく前向きに仕事ができること。そんな世の中になることを願っています。

日本の多様性はまだ発展途上?!

多様性と言いながら、SNS上で大炎上している現実をみると、残念ながら日本では多様性が完全には受け入れられていないようです。一個人の働き方に対する考え方を「ああだこうだ」言うのは、まだまだ日本は遅れているなと言わざるを得ません。

やはりその背景には「自分と違う価値観は間違っている」という思考から抜け出せていない人が多いからでしょう。ただ、こういう発言ができるようになったこと自体、多様性への一歩前進かなとも感じました。日本の未来が少し明るく見えました。

少し前の「働け!働け!」という価値観が当たり前で、そもそも議論になることすらなかった昭和時代。令和の今は少なくとも“働き方について議論する”土壌ができつつあります。炎上はしたけれど、それだけ多くの人が関心を持っているということでもあります。

商売にも通じる多様性の大切さ

この話、実は商売にも通じるところがあります。お客様の価値観や働き方も多様です。

・効率重視で結果だけを求める方
・プロセスを大切にして、じっくり取り組みたい方
・バランスを重視して、無理のない範囲で進めたい方

どのタイプの方に対しても、「自分の価値観を押し付ける」のではなく、相手の価値観を理解し、尊重することが大切。

「この人は効率重視だから、結果をサクッと提示しよう」
「この方はプロセスを大切にするタイプだから、経過報告をこまめにしよう」
そんな風に、相手に合わせたコミュニケーションを心がけることで、より良い関係を築けますよ。

高市氏の経済政策にも期待しています!

ちなみに、高市氏はガソリンについて、暫定税率を廃止したいと宣言。法改正までの間は基金や補助金で繋いでいくそうです。
また、物価高対策として地方自治体に配る交付金を拡充する方針も語っており、補助金を使った事業計画立案のサポートをしている私としては、これらの政策が実現すればお客様企業にとって大きなメリットになります。

ということで、高市氏の経済政策にも期待しています!がんばれ高市氏!!

最後に

高市氏の発言をきっかけに、改めて多様性について考えさせられました。
「自分と違う=間違っている」ではなく、自分と違う=新しい選択肢と捉えられるようになったら、日本はもっと豊かな国になると思います。
あなたの働き方はどちらですか?

・バリバリ働く派?
・ワークライフバランス重視派?

どちらを選んでも、それはあなたの自由です。そして、どちらもあなたが決めたのだから正しい選択です。
日本がもっと多様性を認め合える国になりますように。

この記事が、あなたの商売屋やキャリアの後押しになったら嬉しいです。

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