近江商人の「商売十訓(しょうばいじっくん)」を聞いたことはありますか?

商売十訓とは近江商人が大切にしてきた商売の心得で、現代のビジネスにも通じる普遍的な教えです。
その中の‟三方(さんぽう)よし”は有名な言葉で、以下の3つの方向からもよしとされるのが商売だと説いています。
・お客様よし
・自分よし
・世間よし
実は私の実家は60年以上続く老舗そば屋(2025年で68年目)。
父親からは「商売道徳」たるものを叩き込まれ育ち、商売をやることの大変さ、そしてそれに優る魅力も身近に感じてきました。どんなに時代が進化しても、一番重要なのは「商売道徳」のマインドだと独立してさらに痛感。
近江商人の「商売十訓」を忠実に守れば、商売はうまくいくと肌で感じ始めています。
このブログでは私がIT会社員から起業を決意し現在に至るまでの経験や、日々の日常で感じたビジネスの考え方を綴っています。2つの章立ては大まかなものですのでタイトルを見て気になる記事からお読みください。
各カテゴリの目的は以下の通りです。
自己紹介と日記:私の軸を知ってもらう
ここでは私の大切にしている価値観やビジネス哲学を、自己紹介や日記という形で掲載。
屋号の由来や発信する理由、そして『商いの純粋な努力が報われる世の中』への想いなど、ビジネスノウハウではなく私の軸となる考え方を発信しており、どのような思いで仕事に取り組んでいるのかを感じていただければと思っています。
・日記前半:17年半の会社員生活で芽生えた独立への想い、試行錯誤の記録
・日記後半:起業後の日常と挑戦
このブログを通して私のことを知ってもらい、価値観の合うお客様と出会えたら嬉しいです。
※会社員時代の日記は、当時のメモを振り返りながら独立後に少しずつ書き綴っています。
商売道徳:近江商人の‟商売十訓“を現在に啓蒙
母のレモン事業の起業運営に携わるようになったこと、自ら起業したこと、商人の街「近江街道」に惹かれたこと… もしかすると、私の中の「商人」の血が騒いだからかもしれません。近江商人の‟商売十訓“は、私が仕事をしていくうえで大切にしているマインドと重なるのです。
この記事を執筆している現在、起業して5ヶ月が経過しています。‟三方(さんぽう)よし“を意識し続けていれば、商売は上手くと再認識しています。
「近江商人の商売十訓」を現代にどう活かすか?
この章では、商売道徳を深掘りしながら私なりの視点で商いを考察し‟商売十訓“を現在に啓蒙していきます。
このブログが、商いを純粋に努力している人のお役に立てたら。という思いで綴っています。

さらに、現場で培った経験を活かし、実践で使える商売のノウハウも発信していきます。
これまで中小企業様のご支援をしてきて痛感していることがあります。
・実は、ほんの少しの工夫で業務課題は解決できることが多い。
・知らない社長様に漬け込み、食い物にする業者も存在する(特に目に見えないIT系)。
この現実を目の当たりにしたからこそ
と思うようになりました。私のスキルとノウハウを誰かのために活かすのも、アリなんじゃないのかな。と。
というか、かっこよく在りたい。のです。
見た目を着飾るとか一般的なかっこいい・可愛いよりも、"私自身がかっこ良い人生を歩みたい。”と強く感じる様になったのです。歳も影響してるのかな…^^;
ノウハウを伝えていく事は、私の独りよがりかもしれません。
けれども、私はかっこよく在りたいのです。ただそれだけです。