「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」って、聞いたことありますか?ドイツのビスマルク首相の有名な格言です。私の大好きな言葉で、今日はこの言葉をヒントに、「令和の時代に求められる成功者」を考察してみました。
この言葉、ビジネスや人生論でもよく引用されますよね。

「愚か者は自身で痛い目にあわないと理解できない。一方、賢者は歴史から学び理解する」といった文脈で語られており、私もずっとこの格言に共感しておりました。
けれども独立してからは
「いやいやいや、歴史に学ぶだけではまだまだでしょ〜?」 と思うように。→なぜか上から目線(笑)
例えば、ちょっと自己啓発本を読んだだけで、人は分かった気になりがち。そして実際に行動してみると、頭ではわかっていたはずなのに「こんなはずじゃなかった…」と痛感することも。人生って、ビジネスって、そんなものでしょう。
冷静に考えれば、もし歴史や書物から学ぶだけで賢者になれるのなら、みなもっと必死に書物を読み漁っていますよねぇ。
私が独立してから驚いたことのひとつに
「行動」できない人が意外に多い。ことでした。ある調査によると、実際に行動する人はわずか10%未満と言われています。
成功者と呼ばれる富裕層も10%未満とされており、この数字は辻褄が合いますよね。そこで、私は成功する人のタイプを3つに分けてみました。
リードミ式 令和の成功法則
三流 経験で知る
二流 歴史で学ぶ
一流 知識を動かす
歴史や本から得た知識は、あくまで「ノウハウを知る」というスタート地点に過ぎません。本やセミナーで“分かった気”になり、動かないの人が多いのです。
逆に経験だけで学ぶ人は、ぶつかってから考えるのでコスパも悪く成果が追いつきません。
知識を動かし1流になるためには、以下の3ステップがあります。
1流になるための行動3ステップ
1. 学んだことを24時間以内に“1行動”
2. すぐ振り返り、次の行動を計画
3. 計画したら、即実行!
情報過多の令和時代は、「学び」と「実践」ではじめて成果が生まれるのです。そして、成功者と呼ばれている人は、そこから行動と改善を繰り返し自分なりの成功を築き上げているのです。
ビスマルクの言う、歴史から学ぶ大切さも、賢者からの知見を取入れて自分なりの成功を築き上げているのだから確かに納得。
経営学の父ピーター・ドラッカーも「未来のことを知りたければ、歴史を学ぶことが近道だ」と述べていますし、マーケティングに役立てるという側面では、歴史(過去)に学ぶことは必須です。
しかし、「賢者」止まりでは、令和では成功できない。
これが現実ではないでしょうか。

ビスマルクが天から喝を入れているような気がするの(笑)
今回、今でも大好きなビスマルクの格言「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」から、令和の時代に求められる成功者を考察してみました。
今は、“学んだことをすぐ行動に移せる人”こそが、令和の賢者だと思うのです。
まぁ、大好きな格言なのに、毎回正しい言葉を忘れるという…^^;
あなたの好きな格言は何ですか?
今日もお気に入りの格言で素敵な一日をお過ごしください。