統計学の落とし穴|数字に踊らされて、可能性を狭めていませんか?

統計学の落とし穴

AIやデータで溢れるこの時代。
あえて「統計学を信じない方が良い理由」を、IT企業で17年半勤めてきて統計が身近にあった私がお伝えします。

今日の言いたいこと:
統計であなたの可能性を狭めないで!

「実際に副業で稼げる人は全体の5%」
「飲食店開業、3年続くのは約3割」

こうした統計値を見て、あなたはどんな風に感じますか?
「やっぱりやめよう」
「挑戦するのは危険だ」

もし、そう思ったなら…。
これが統計学の落とし穴なのです。
その理由をお伝えします。

統計学を信じない方が良い理由
統計はあくまで「特定の条件・環境下で調査した結果」。あなたの数値ではありません。

多くの人が勘違いしていること。
それは、統計値を見て「自分もその確率に当てはまる」と思い込んでしまうことです。

しかしちょっと待ってください。
統計は厳密にいうと、特定の条件・環境下で調査した結果。

  • 地域
  • 年齢層
  • 調査時期や調査方法

で変わります。
それに最大の見落としは、あなたが培ってきた経験やスキルは統計の条件に入っていないことが多いってこと。

目次

例えば…

例1
「ネット通販の成功率は5%」という統計があったとします。
統計学の数字だけ見ると、「私はその5%に入れない」と早々に諦めることになるかもしれません。
しかしあなたがマーケティングに詳しく、SNS運用が得意だったら?
その成功率は一気に30%、50%と跳ね上がるはずです。
さらに、データ分析ができて、顧客心理を理解していたら?
そう、実際は70%、80%の確率で成功できることになります。


例2
飲食店の開業、3年続くのは約3割と言われています。
もしこの数値を見て諦めたのなら、廃業してしまった7割の実態を見た上での判断ですか?
それぞれどんな準備をして開業した人達なのでしょうか?

廃業した人のほとんどの方は
・3〜5年後の資金計画を立てていなかった
・集客戦略を考えずに「とりあえず」開業した
・運用をおろそかにし、改善や軌道修正をしなかった

つまり、その統計値には「何も準備しなかった人」も「運用をおろそかにした人」も、全部ひっくるめて入っているのです。

あなたがしっかり準備すれば?
・資金計画をしっかり立てる
・集客戦略を事前に練る
・自分の強みを明確にして活かす
・開業後も改善を続ける

これらをやれば、あなたは確実に30%側に入れます。
統計値に含まれる「準備不足の70%」とは、そもそもスタートラインが違うのです。

統計はあくまで“傾向”を示すツールであり、あなたの未来を決めるものではありません。
「成功率30%か…。じゃあ残りの70%は何が原因だろう?」
「こんなところを改善しよう!そしたら可能性は90%になりそうだ!」

統計学の数値はあくまで参考程度に。
どうやって成し遂げようか?と考えた方が前向きになれますし可能性はぐっと広がります。

それでも統計学の数値が気になってしまうあなたに、統計に惑わされず自分の可能性を広げる方法をお伝えします。

あなたの可能性を広げる2ステップ

ステップ1:まずは「今の自分」を正確に知る
下記のように自分の洗い出しをして「現在地の把握」
・あなたの強みは何ですか?(IT知識、人脈、文章力など)
・あなたの弱みは何ですか?(資金不足、経験不足など)
・どこを補えば成功率があがりますか?

統計に惑わされて、勝手に自分に制限をかけないでくださいね。

ステップ2:そこから「最大限」で考えてみる
自分の現在地を知ってからは、あなたができる最大限のことを考えてみてください。
・この経験を活かせば、成功率を上げられる
・足りないスキルは、半年後に習得しよう
・ここの準備を万全にすれば、統計値は変えられる

誰に笑われようと関係ありません。
統計値に縛られず、あなたの可能性を最大限に描いてみてください。

最後に。

統計値に、あなたの可能性を決めさせないでください。

何が言いたいかというと、統計学が何%だったとしても、どちらに入るかはあなた次第ってこと。
統計学の結果を見ても、“後は自分次第”と受け止めてください。

統計結果は何かを考える材料。
数値を見て何かを諦めるくらいなら見ない方が良いです。
勝手に自分に制限をかける必要もありません。

そこからどう準備し行動するかで、あなたの未来は全く変わります。
1%でも可能性があれば、情熱があればどうにでもできますよ!

私はあなたの成し遂げたいこと、応援しています。

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