「売る講座」に潜む罠。騙されない方法とは?

売る講座に潜む罠
みどり

※本件、マーケティングを批判している訳では決してありません。マーケティングは商売には必要不可欠ですし、素晴らしいマーケティング知識を提供している方もいます。しかし、中にはきな臭い"自称コンサル”もたくさん存在します。この記事を読む事によって、あなたにとって本当に必要な講師コンサルに出会えることを願っています。

売る事に特化した講座には罠が潜んでいます。今回は、失敗しない講師コンサル選びの見極めポイントを解説します。

昨今、まぁ~、売る事に特化した講座が多いこと×2!!。私は、事業や商品サービスの立ち上げ時に、最初から‟売る事に特化した講座”をがっつり習う事をお勧めしません。

どういうこと?!

「売ること」に特化した講座は、「売りたい!」という思いが先行し、大事な商品づくりのプロセスをすっ飛ばしている講座が多いから。(特にSNS界隈)

語弊があるといけませんので補足しますね…^^;
自身の商品やサービスがしっかりと確立されていて、お客様に価値を提供しているなら問題ありません。

昨今、特にインスタなどのSNS界隈は、商品づくりというもっとも大変で苦しいプロセスに寄り添わず、​「売る」ことだけに特化した講座で溢れかえっています。

受講者はみな、お客様への価値提供より先に自分が儲けることに必死な状態。
お客様を置いてきぼりにして、自分のゴール達成を第一優先で考えているうちは成果を出せるわけもありません。

私が危惧しているのは、そんな講師コンサルに習った受講生が講師になると小手先だけの講座が繁殖することに…。
大丈夫か?日本の未来?! 

と本気で思っております。って余計なお世話だけど。

特にインスタ界隈では

・借金◯◯百万円のダメ人間から、今では月収◯◯百万円!
・あなたも◯◯百万円稼げるようになります!

こんな言葉に踊らされていませんか?

借金からの脱却って、マイナスだったのをスタートに戻しただけ。最初から地道にやってきた人だって十分凄いですけどね…。

根拠も乏しく‟稼いでます!”アピールしている講師コンサルを見てると、本当に生徒さんの実績に貢献してるのか疑問です。この手の講座コンサルが飽和状態の昨今、本当の価値提供ができているのは本質を突いた3%くらいではないでしょうか…。

受講生の中には、自分の商品サービスすら無い状態の人もいるようですし、「商売なのに商品が無い」という状態を誰も突っ込まない、SNSはある意味異様な世界なのです。

私は、YouTubeやInstagramなどの「このやり方を真似るだけで売れる!!」系のものは参考程度に留めています。
ノウハウはあくまで表面的な見せ方。頑張っている人には、変な講座に入って欲しく無いのです。私も過去に痛い経験があるので余計にさ…(→ここはまた別途^^;)

SNS界隈の無形サービスのほとんどが「売ること」を目的とした講座です。

受講を判断する際には、まずは、​あなたはどんな商品サービスで価値を提供できるのか?今一度考えてみて下さい。

本質を探求していない小手先の講座を受けたとて、あなたの価値は上がらないと思いますよ~。

じゃあ、どんな講師コンサルを選べば良いの

ご自身の商品やサービスをお持ちなら、「売る事に特化した講座」は不要。まずは安くても実際にお客様に使っていただきながら精度を高め、信用を積み重ねる方がずっと近道と言えます。

商品サービスが無い場合は、商品設計から伴走してくれる講師コンサルを選んでみてください。

学ぶための費用をかけるなら、その道の専門家を選ぶのが賢明でしょう。品質の向上を目指すなら、実際の利用者のフィードバックを分析し、あなたの商品サービスの改善点やアプローチ方法を共に検討してくれる講師コンサルがおすすめです。

講師コンサル選びのポイントまとめ

【既に商品サービスを持っている方】
(〇)その分野の‟専門家”を選び、技術を深める。
(〇)あなたの商品サービスの、改善点やアプローチ方法を考えてくれる方を選ぶ

【まだ商品サービスが無い方】
(〇)商品サービスづくりの段階から、一緒に取り組んでくれる方を選ぶ

(×)売る事に特化した講座でノウハウを学ぶ

お気づきの通り、‟商品”があるのが大前提です。商売という字は、「商品・サービス」を「売る」と書いて表しています。商品サービス作りの過程には、気が遠くなるような苦しい時期があるかもしれません。でも大事なプロセスなので逃げないで欲しいと思います。

冒頭にもお伝えした通り、マーケティングは商売に必要不可欠です。マーケティングの本質はお客様に価値を提供し喜んでいただくことにあります。

以前のブログで「自分の専門分野で努力を続け、その分野のプロフェッショナルになること」が結局は遠回りのようで成功の近道という私の考えをお伝えしました。

結局生き残れるのは自分の強みを持っている人。マーケットは自分を売り込むための手段に過ぎません。表面的なテクニックではなく、お客様にとっての価値を追求することが大事ではないでしょうか。

“売るに特化した講座”の中にはググって出てくるような教材が高単価で売られていたりすることもあってびっくりする時があります。売る側の悪意を感じる時があり、騙してまで集客したいのか?と思うのです…。
みなさん、気を付けてね~!

人を惹きつけるだけのマーケティングを使ってお客様を獲得できたとしても、価値を提供できなければ、結局は空虚なものに終わります。

あなたは、どんな商品サービスでお客様に価値を提供していますか?

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